野菜へのこだわり
私の考える野菜作り
野菜作りの道を行く
一番人間に近い、自然の環境は、農場だと思い一年くらい本格的に勉強しようと考えて、農業の道へ。好奇心がこの道に入るきっかけとなった。東京の会社勤めで、農学系のセミナーに出会う。
その先生と打ち合わせしている間に仲良くなり一年コースのゆるい専門学校のようなところへ行き、腕のある農家に密着しようと考えて今の師匠と出会う。
話を通してもらったらOKをもらえたので住み込みで9ヶ月学ぶ。今現在は10年目を迎えて師匠の畑で美味しい野菜を育てている。
伊豆で一番美味しい野菜
一番嬉しかったのは、伊豆旅行してきたお客さんに「伊豆で一番美味しい野菜だった」と言ってもらえた事
土の中、微生物などが豊かにになるようなやり方にしたい。どういうやりかただったら、自分も食べていけて、野菜も質の良い物が出来るか…そのバランスをこの畑の中で取って行く試行錯誤が面白かったりする。
今こうやってて面白いなって思うのは直売で取ってくれる人が居て、そこからダイレクトで野菜についての評判が来るのが良い(良いも悪いも割と良い評判が入ってくるのが嬉しい。じゃあなんでそうなったのか、他とどう違ったのが良かったのか。そういうことをやっちゃいけない作業と外側の反応。仕事としてはそんな事がやっていて面白い。
有機質で作るのと、化学肥料で作る野菜は味が全然違う。本当に美味しい野菜を知らない人は勿体無いなと思う。料理の上手い人というのは、この野菜の味の個性をグッと引き出してくれる。
飲食店の腕の良い人は素材を丁寧に扱って、見てくれる。そんな人に野菜を渡すのは、生産者としては凄く楽しい。料理人の中でも素材を活かせる人と活かせない人が居ると思う。やりがいのある納入先を見つけれて幸せだと思う。